何もわからずスタートしたライブ配信
――さやかさんが、ライブ配信を始めたきっかけを教えてください。
ミクチャの運営の方から、TwitterのDMに「モデル系のオーディションに参加しませんか？」という連絡をいただいたんです。以前から、モデルや芸能の仕事に興味があったので、お話だけ聞いてみようと思ったことがきっかけです。実際にお電話で話をしたら、とても親切に説明していただけて、不安や怪しさも感じなかったので(笑)、ミクチャでライブ配信をしてみようと思ったんです。
――以前から、モデルなどの活動に興味があったんですね。ライバーをする以前に、モデル系の活動をされていたことはありますか？
憧れはありましたが、私には無理だろうなという気持ちのほうが大きかったので挑戦したことはありませんでした。歯科衛生士として、このまま普通の生活をしていくんだろうと思っていたので、ミクチャの方から声をかけていただいたことをきっかけに、あきらめていた夢の世界に1歩足を踏み出すことができました。
――ライバーとして活動することで、諦めていた夢へのチャンスを掴んだのですね。最初のライブ配信をするときは、希望に胸が膨らんでいたという感じですか？
「やってみよう！」と思ったものの、ライブ配信というものを見たことも聞いたこともなかったので、本当に何もわからない中で初めてのライブ配信をしました。めちゃくちゃ緊張していたのですが、数人の方が来てくださって、その方たちに「ライブ配信ってどうやったらいいんですか？」と質問しました(笑)。見に来てくれた中にライバーさんもいて、親切にいろんなことを教えてくれました。その日から、ライブ配信をしなかったのは2，3回。そのくらい、ライブ配信は私の生活のルーティンになっています。
リスナーさんが飽きないための企画配信
――半年の間でライブ配信をやらなかったのは、2，3回ってすごいですよね！ さやかさんのライブ配信は普段どんな内容のものが多いんですか？
雑談配信が多いんですけど、ただ話しているだけなのもおもしろくないかなと思い、リスナーさんに「どういうイベントをすると楽しい？」と聞いて、いろんな企画を考えて配信しています。
――企画を考えてライブ配信しているんですか？ 具体的に、さやかさんがやっている企画はどんなものですか？
最近は、「お絵かき配信」や「アルファベットチャレンジ」というのをやっています。お絵かき配信は、私が書いた絵を見て、何を書いたか当ててもらうんです。アルファベットは、A～Zまで書いてあるパネルを用意して、見に来てくれたリスナーさんたちの頭文字から埋めていって、どのくらいで全部埋められるかのゲームをしています。
最近好評だったのは、ライブ配信を予告した時間に見に来てくれたリスナーさんの中から抽選で、私がおすすめの歯医者さんで買える歯ブラシをプレゼントするという企画。多い日は、その時間に15人以上の方が集まったこともありました。
――そんなにいろいろと企画をしながら、毎日ライブ配信をするのは大変ではないですか？
ライブ配信は、もちろん大変なこともあるけど、私は楽しいほうが大きいです。仕事で辛いことがあっても、夜になるとライブ配信をしてリスナーのみなさんと交流ができると思ったら頑張れるんです。プライベートでどんなに大変なことがあっても、「みんなと会えるから頑張ろう！」と思えるくらい、リスナーさんの存在に支えられています。愚痴ったり相談したりすることはないのですが、ライブ配信でみなさんと会えるということが私の日々のモチベーションになっているんです。
――ライブ配信がパワーになっているというのは良いことですね。そのほかに、ライブ配信をはじめてから、さやかさんご自身が変わったことってありますか？
実は私、漢字がすごく苦手なんです。リスナーさんからのコメントでも読めないものがあったりして……(笑)。そうすると、リスナーさんが読み方を教えてくれるんです。それで、だんだん読める漢字が増えてきました。ライブ配信をすることで、勉強にもなっています！
地方にいても夢を叶えられるチャンスがある
――ライバーになったことで、生活が充実されたのが伝わってきます。そんなさやかさんが、ミクチャで配信をはじめて半年の中で1番嬉しかったことはなんですか？
2月の末にライバーをはじめたのですが、はじめて1ヵ月半たった頃に「山形美少女図鑑」で1位になれたことです。大好きな地元、山形で「山形美少女図鑑」の公式モデルになれたというのは、ずっと憧れていたことだったので嬉しかったです。
――さやかさんにとって、ミクチャの魅力ってどんなところですか？
コロナ禍だと、私のように地方にいてモデルや芸能の仕事に憧れを持っている子は、東京に気軽にいけないのでオーディションを受けたりする機会も減っているんです。でも、ミクチャのようなライブ配信アプリがあれば、日本全国どこにいても、オーディションを受けたり、夢を叶えられたりするんです。地方にいてもチャンスがあって、可能性があるってすごいことですよね！
――さやかさんにとって、「ライブ配信」とは？
完全に生活の一部になっています。仕事に行って、帰ってきたら夕飯を食べて、ライブ配信のためにメイクをしてライブ配信をする。もうこのルーティンができあがっているので、「ライブ配信はもうできません」と言われたら、どうしていいかわからなくなると思います。めちゃくちゃ困ると思います。
――ライブ配信のためのメイクというお話がでましたが、ライバーになったことで美容に対しての意識にも変化がありましたか？
やっぱり、ライブ配信はたくさんの方から顔を見られるので、顔痩せしたくて小顔マッサージをしたり、顔を引き締める美容液を使ったりしています。以前より美容院に行く回数も増えたし、家族や友人から、「なんか、顔が痩せた?」と聞かれることが増えました(笑)。
――ライブ配信を継続する中で、スキルアップしたことはありますか？
実は私、すごく人見知りだったんです。今でも、そんなに人と気軽に話せないんですけど、前よりは喋れるようになったし、コミュニケーション能力が備わったと思います。
1年前には想像もしていなかった日々を送っている
――ライバーになる前は、歯科衛生士として普通の生活をしていくだけだと思っていたと話されていましたが、ライバーとして活動する中で、新しい夢や目標ができたりしましたか？
「山形美少女図鑑」に参加して、1位を獲らせていただいたというのがすごく大きな経験になりました。今度は、歯科衛生士としての仕事は続けながら、山形を中心にモデルやタレント活動をしていきたいと思っています。山形の魅力を、多くの方に伝えられる人になりたいし、山形の情報誌にも載りたいです。いずれは、「山形といえばさやかちゃん！と言ってもらえるようになっていきたいです。
――ライバーとしての活動を心から楽しんでいるさやかさんが、これからライバーを目指す人たちへのメッセージを送るとしたら？
以前の私は、「顔を出してライブ配信をするなんて考えられない！」というタイプでした。顔出しなんてしたら、どう思われるんだろうとか、アンチができたらどうしよう……なんてネガティブなことばかりを考えていたのですが、実際にやってみたら、そんな心配をしていたのが嘘のように毎日が楽しくて仕方ありません。わからないことがあっても、リスナーさんはとても親切で、困っていたら助けてくれます。やりたいという気持ちがあるなら、まずは、悩むより1回やってみる！です。
どうしても顔出しが心配なのであれば、ミクチャにはラジオ配信機能があるので、そこからスタートしても良いと思います。
1年前の私が、今の私のことを知ったらびっくりすると思います。そのくらい、自分でも想像もしていなかった日々を過ごしています。人生、本当に何が起こるかわからないです。モデルという仕事に憧れていたけど、なるための手段もきっかけもなかった私が、今は公式モデルという肩書きを持っているなんて、やってみたからこそ叶ったことです。
――さやかさんは、今度どんなライバーとして活動していきますか？
私らしいライブ配信をしていきたいと思います。だから、リスナーさんにも私らしいところを見てほしいです。好き嫌いもあると思うので、私の性格や喋り方が好きだと思ったらファンになってもらえるとうれしいです。
私の枠は、みなさんが支えてくれる枠にしたくて、みなさんのサポートと支え合いで作る枠として1位が獲得できる枠にしたいと思っています。
半年のライバー生活の中で、人見知りを克服し、人前で話すことやコミュニケーション能力が高まったというさやかさんは、今、前向きな夢や希望に溢れています。毎日のライブ配信が、日々のモチベーションになっていると語るさやかさんは、きっと山形を代表するライバーとして活躍していってくれるはず！ 今度の活動からも目が離せませんね！
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