- ミラノ冬季オリンピック2026の日程と基本情報
- 地理的条件と時差の壁
- 競技日程スケジュール一覧【日本時間】
- 開会式・閉会式の時間は?
- 【競技別】ミラノ五輪2026の放送予定と日本人選手(日程一覧)
- 1. フィギュアスケート
- 2. スノーボード
- 3. スキージャンプ
- 4. スピードスケート
- 5. アイスホッケー
- 6. カーリング
- 7. 山岳スキー(Ski Mountaineering)
- ミラノ五輪のテレビ放送・無料ネット配信
- NHK(地上波・BS・NHKプラス)の放送予定
- 民放・TVer(ティーバー)での無料配信と注意点
- 【注意】U-NEXTやHuluなどの有料VODでは配信なし
- 【裏ワザ】放送されない競技やCMなしで見る方法(VPN)
- なぜ「VPN」を使うと無料で全試合見れるのか?(海外サイト活用)
- 海外の無料配信サイト(CBC・BBC)のメリット・デメリット
- おすすめのVPNサービス比較と設定方法【NordVPNほか】
- ミラノオリンピック放送・配信まとめ
ミラノ冬季オリンピック2026の日程と基本情報

いよいよ始まった冬季オリンピックですが、視聴計画を立てる上で絶対に避けて通れない問題があります。それは「時差」と「地理的条件」です。
「イタリアで開催」とひとくくりに言っても、実は今回の会場設定は過去の大会と比べてもかなり特殊な環境にあります。
ミラノとコルティナという物理的に大きく離れた会場で行われることが、私たちの視聴スケジュールにどのような影響を与えるのか、詳しく解説していきます。
地理的条件と時差の壁
今回のオリンピックは、大都市「ミラノ」と、そこから遠く離れた山岳リゾート「コルティナ・ダンペッツォ」を中心とした広域エリアで開催されています。
この2つの拠点は、直線距離でも約250km、車で移動すれば5時間近くかかるほど離れています。
日本で例えるなら「東京で氷上競技、名古屋の山奥で雪上競技をやっている」ような感覚に近いかもしれません。
そして、私たちを悩ませる最大の敵が、イタリア(中央ヨーロッパ時間)と日本(日本標準時)の間にある「8時間の時差」です。
これが具体的にどういうことかと言うと、現地の「昼」は日本の「夜」になり、現地の「夜」は日本の「早朝」になるということです。
現地時間の昼12時 → 日本時間の夜20時(ゴールデンタイム)
現地時間の夜20時 → 日本時間の翌朝4時(早朝)
予選種目などは現地の昼間に行われることが多いため、日本では夕食後のリラックスタイムに見ることができます。これは非常にありがたいですよね。
しかし、問題は「決勝」です。
フィギュアスケートやアルペンスキー、アイスホッケーなどの人気競技の決勝は、現地の夜、つまりゴールデンタイムに合わせて設定されることがほとんどです。
そうなると、日本では「深夜2時」や「早朝4時」という、非常に過酷な時間帯に観戦を強いられることになります。
リアルタイムで応援して感動を共有するか、睡眠時間を優先して翌朝のニュースや見逃し配信で確認するか。
この「究極の二択」を迫られるのが、ヨーロッパ開催のオリンピックの特徴なのです。
競技日程スケジュール一覧【日本時間】
本大会は、2026年2月6日の開会式に先立ち、2月4日からすでに一部の競技が始まっています。
約3週間にわたる長丁場です。「いつ、何を見ればいいの?」と迷わないよう、全17日間のスケジュールを日本時間を基準にまとめました。
特に赤字で示した「メダル決定戦」の日程は、手帳やカレンダーにメモしておくことをおすすめします。
日付 | 競技フェーズ | 注目の見どころ |
2/4 (水) | 先行開幕 |
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2/5 (木) | 予選開始 |
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2/7 (土) | 開会式 |
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2/7 (土) | メダル |
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2/8 (日) | メダル |
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2/9 (月) | メダル |
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2/10 (火) 夜〜 | メダル |
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2/11 (水) 夜〜 | 中盤戦 |
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2/12 (木) 夜〜 | メダル |
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2/13 (金) 夜〜 | メダル |
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2/14 (土) 夜〜 | メダル | ★スーパーサタデー★
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2/15 (日) 夜〜 | メダル |
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2/16 (月) 夜〜 | 終盤戦 |
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2/17 (火) 夜〜 | メダル |
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2/18 (水) 夜〜 | メダル |
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2/19 (木) 夜〜 | 新競技 |
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2/20 (金) 夜〜 | メダル |
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2/21 (土) 夜〜 | メダル |
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2/23 (月) 早朝 | 閉会式 |
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日程のポイントをいくつか補足しましょう。
先ほどもお伝えした通り、ミラノ(氷上競技)とコルティナ(雪上競技)は離れています。
特にアルペンスキーやジャンプが行われる山岳エリアは、天候が変わりやすいのが難点です。
風が強かったり、霧が出たりすると、競技時間が数時間遅れたり、翌日に順延になったりすることが頻繁にあります。
テレビ放送の予定がいきなり変更になることもあるので、Twitter(X)などのSNSで公式情報をこまめにチェックするのが賢い方法です。
大会中盤の2月14日(土)前後は、視聴率がピークに達すると予想されています。
なぜなら、スノーボード男子ハーフパイプの決勝や、フィギュアスケート男子フリーといった、日本人がメダルを狙える超有力種目がこの日に集中しているからです。
バレンタインデーの週末ですが、スポーツファンにとってはそれどころではありません。
今のうちに予定を空けておきましょう。
開会式・閉会式の時間は?
オリンピックの象徴であるセレモニーも、今大会は非常にユニークな試みが行われています。
開会式(Opening Ceremony)
日時(日本時間)
- 2026年2月7日(土) 午前4:00(中継開始は3:45頃)会場構成
- メイン会場はミラノにあるサッカーの聖地「サン・シーロ スタジアム」。そしてサテライト会場として、コルティナなどの山岳エリアも中継で繋がれます。
なんと、メイン会場だけでなく、山岳エリアに滞在している選手たちもそれぞれの会場で入場行進を行う「分散型パレード」が採用されました。
また、演出にはイタリアが誇る芸術やファッションの要素がふんだんに取り入れられています。
レオナルド・ダ・ヴィンチへのオマージュや、世界的ブランド「アルマーニ」が手掛ける衣装など、イタリアらしい華やかなショーになることは間違いありません。
閉会式(Closing Ceremony)
日時(日本時間)
- 2026年2月23日(月) 早朝(通例では4:00〜7:00頃)会場
- ヴェローナにある「アレーナ・ディ・ヴェローナ」
閉会式の会場は、なんと紀元1世紀、古代ローマ時代に建設された円形闘技場です。
普段は野外オペラなどが上演される歴史的な場所で、世界遺産級の建造物をそのままステージとして使用します。
古代の石造りの遺跡の中で行われるフィナーレは、現代のスタジアムとは一味違う、幻想的で重厚な雰囲気になりそうです。
そして最後には、次回2030年の開催地である「フランス・アルプス」への引継ぎ式も見逃せません!
【競技別】ミラノ五輪2026の放送予定と日本人選手(日程一覧)

ここからは、今大会の主役となる日本人選手たちの登場スケジュールを詳しく見ていきましょう。
彼らが登場する重要な局面を見逃さないための、競技別詳細スケジュールと見どころを解説します。 ※日時はすべて日本時間です。
1. フィギュアスケート
ミラノ市内の「ミラノ・アイス・スケーティング・アリーナ」で開催されます。
毎回高視聴率を叩き出す、日本のメダルラッシュが最も期待される競技です。
団体戦 | |
予選(男子SP等) | 2月6日(金)から始まります。 なんと開会式の当日から熱戦がスタートします。 |
決勝 | 2月8日(日)。 北京大会での銀メダル(のちに金に繰り上げの可能性もありましたが)を超え、正真正銘の金メダル獲得なるか。日本チームの総合力が試されます。 |
男子シングル | |
ショートプログラム(SP) | 2月10日(火) 26:30(翌2:30)。 深夜帯ですが、ここを見逃すわけにはいきません。 |
フリー | 2月14日(土) 02:34。 バレンタインデーの深夜、新王者が決まります。 |
注目選手 | 前回銀メダリストの鍵山優真選手、成長著しい三浦佳生選手、佐藤駿選手ら日本勢と、アメリカの"4回転の神"イリア・マリニン選手との異次元対決は、フィギュアスケートの歴史を変える戦いになるでしょう。 |
女子シングル | |
フリー | 2月19日(木)深夜。 坂本花織選手の集大成となる演技に世界中が注目しています。 |
放送予定 | NHK BS4Kでの高画質生中継、およびTVerでの完全ライブ配信が予定されています。 |
2. スノーボード
リヴィニョのスノーパークで開催され、若年層の視聴率が高い、ダイナミックなエクストリーム系種目です。
男子ハーフパイプ | |
予選 | 2月12日(木) 03:30 |
決勝 | 2月14日(土) 03:30 |
見どころ | オリンピック二連覇中の平野歩夢選手をはじめ、日本チームは世界最強の布陣で挑みます。 彼らが繰り出す「トリプルコーク」などの超高難度技の応酬は、瞬き厳禁のエアバトルです。日本勢による表彰台独占の可能性も十分にあります。 |
女子ビッグエア | |
決勝 | 2月9日(月)夜。村瀬心椛選手が金メダル候補筆頭です。 大技「バックサイド1260」が決まれば、金メダルは確実と言われています。 |
3. スキージャンプ
伝統のヴァル・ディ・フィエンメで開催され、ここは風の影響を受けやすいことで有名なジャンプ台です。
男子ノーマルヒル | |
決勝 | 2月10日(火) 01:55〜 |
注目選手 | 北京金メダリストの小林陵侑選手が連覇に挑みます。 また、二階堂蓮選手ら若手の台頭も著しく、チーム全体でメダルを狙います。 |
混合団体 | |
日時 | 2月10日 26:45〜。 男女のエースがタッグを組む総力戦です。高梨沙羅選手の雪辱なるかも注目ポイントです。 |
男子ラージヒル | |
決勝 | 2月14日(土)深夜。 ジャンプ週間の覇者たちが、より大きなジャンプ台で真の実力を競います。 |
4. スピードスケート
ミラノ・スピードスケート・スタジアムで開催されます。
女子1000m | |
日時 | 2月9日(月)夜。 |
見どころ | エース髙木美帆選手が登場します。 北京に続く連覇、そして日本女子最多メダル記録の更新を狙う、今大会のハイライトの一つです。 |
男子5000m | |
日時 | 2月8日(日) 23:55〜。 長距離種目の持久戦。選手たちの極限まで鍛え抜かれた太ももの筋肉にも注目してください。 |
女子パシュート | |
日時 | 大会後半。3人が一列になって滑る団体戦です。 一糸乱れぬ隊列走行「ライン」の美しさと、空気抵抗を計算し尽くした先頭交代の戦術が勝敗を分けます。 |
5. アイスホッケー
ミラノの2会場で開催され、氷上の格闘技とも呼ばれる激しいスポーツです。
女子(スマイルジャパン) | |
予選グループB | 日本は世界ランク中位グループに入りました。 決勝トーナメント進出には、ここでの取りこぼしは許されません。 |
vs イタリア | 2月9日 18:50。 開催国イタリアとの対戦は、完全アウェーの雰囲気になるでしょう。このプレッシャーの中で勝ち点をもぎ取れるかが鍵です。 |
vs スウェーデン | 2月10日 20:00。 北欧の強豪との対戦です。 |
見どころ | ゴールキーパーを中心とした粘り強い守備と、全員でパックを繋ぐ組織力が日本の武器です。 |
6. カーリング
コルティナ・ダンペッツォの歴史あるリンクで開催されます。
今回の代表は、あのロコ・ソラーレとの激闘を制し、代表権を勝ち取った北海道銀行のチーム「フォルティウス」が出場します。
女子(フォルティウス) | |
予選リーグ | 2月4日から長期間にわたり連日開催されます。 初戦はいきなり強豪スウェーデンとの対戦です。 |
見どころ | ストーンの配置を巡る高度な頭脳戦は「氷上のチェス」と呼ばれます。 試合時間が長いため、家事をしながら、仕事をしながらTVerやNHK BSで「ながら見」するのに最適な競技です。 |
7. 山岳スキー(Ski Mountaineering)
今大会から新しく採用された競技にも注目です。
| 山岳スキー | |
日程 | 2月19日(木)スプリントなど。 |
概要 | 雪山をスキーで登り(シール登行)、スキーを担いで雪壁を登り、最後はスキーで滑り降りるという、登山の要素とスキーの要素をミックスした過酷なレースです。 |
見どころ | 欧州では非常に人気が高いスポーツですが、オリンピックでは初採用となります。 ボルミオという会場で開催され、選手たちの強靭な体力と技術に驚かされることでしょう。 |
続いて、ミラノ五輪の放送やネット配信についてご紹介します!
ミラノ五輪のテレビ放送・無料ネット配信

2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会を楽しむにあたり、まず私たちが知っておくべき最大の朗報があります。
それは、日本国内であれば、基本的に無料でオリンピックを見られる環境が守られているということです。
実は海外では、オリンピックの視聴が有料ケーブルテレビの契約必須だったり、一部の主要競技しか無料で見られなかったりする国も少なくありません。
しかし日本では、NHKと日本民間放送連盟(民放連)がタッグを組んだジャパンコンソーシアム(JC)という連合体が、2026年から2032年までの4大会分の放送権を一括で確保しています。
この強力な枠組みのおかげで、私たちはテレビをつけるだけで、あるいはスマホアプリを開くだけで、世界最高峰の戦いを目撃することができます。
ただし、以前と比べて視聴環境は劇的に変化しています。
かつてのように、とりあえずテレビをつけておけば全部見られるという時代ではなくなりました。
NHK、民放、ネット配信がそれぞれ異なる役割を持っており、これらを賢く使い分けることが、今回のオリンピックを楽しむ鍵となります。
それぞれのプラットフォームの特徴と活用法を、徹底的に解説していきましょう。
NHK(地上波・BS・NHKプラス)の放送予定
公共放送であるNHKは、文字通り誰でも見られること(ユニバーサルサービス)を前提としており、その放送ボリュームと質の高さは圧倒的です。
画質重視派や、実況解説しっかり派の方は、NHKを中心にスケジュールを組むのが正解です。
①地上波放送(総合・Eテレ)
NHKの地上波、特に総合テレビは、オリンピック中継の本丸です。
開会式の生中継(早朝3:45〜)はもちろん、日本人選手がメダルを争う注目の決勝種目や、感動のメダルセレモニーは、優先的に総合テレビで編成されます。
家族みんなでリビングのテレビを囲んで応援する、そんな昔ながらのオリンピック体験を提供するのがこのチャンネルです。
また、Eテレも重要な役割を担っています。
総合テレビのサブチャンネルとして機能するだけでなく、開会式では手話通訳や詳細な解説放送(視覚障害者向けなど)を実施します。
パラリンピックへの接続も意識されており、誰一人取り残さないバリアフリーな放送体制が敷かれているのが特徴です。
忙しくて生中継が見られなかった人のために、毎晩19:30からのゴールデンタイムや朝のニュース枠で放送されるデイリーハイライトも充実しています。
前日深夜の結果を効率よくチェックしたい場合は、ここを押さえておけば間違いありません。
②衛星放送(BS・BSプレミアム4K)
もっとディープに競技を楽しみたいという方には、BS放送がおすすめです。
地上波放送には時間の制約があります。
ニュースや他の番組との兼ね合いで、どうしても放送枠に入り切らない競技が出てきます。
そこで活躍するのがNHK BSです。
例えば、1試合が3時間を超えることもあるカーリングやアイスホッケーの予選リーグ、あるいは地上波ではあまり取り上げられないマイナー競技の生中継などを、たっぷりと時間をとって放送してくれます。
大会期間中の放送時間は270時間を超える見込みとなっており、まさにスポーツファンのためのチャンネルと言えるでしょう。
さらに注目すべきはBSプレミアム4Kです。
フィギュアスケートの衣装の繊細な装飾、氷の質感、開会式の光の演出など、映像の美しさが感動に直結するコンテンツにおいては、4K放送が真価を発揮します。
4Kテレビをお持ちの方は、ぜひ地デジではなくBSプレミアム4Kに合わせてみてください
まるで現地のアリーナにいるかのような臨場感を味わえるはずです。
③ネット同時・見逃し配信(NHKプラス・NHK ONE)
現代の視聴スタイルに欠かせないのがネット配信です。
NHKはここで2つの強力なサービスを展開しています。
一つ目はNHKプラスです。
これは、地上波(総合・Eテレ)で放送されている番組を、インターネットで同時に配信するサービスです。
テレビがない部屋にいる、通勤電車の中で見たいという時に重宝します。
また、放送終了後から1週間(7日間)の見逃し配信機能があるため、深夜の生中継を見逃してしまっても、翌朝の通勤中やランチタイムにスマホで追体験が可能です。
利用にはID登録が必要ですが、受信契約をしている世帯であれば追加料金は一切かかりません。
二つ目、そして今大会の最強ツールとも言えるのが特設サイト・アプリのNHK ONEです。
NHK ONEの凄さは、全競技・全種目配信を宣言している点にあります。
地上波やBSの放送枠に入り切らなかった予選、予備戦、マイナー競技に至るまで、国際映像が届いているすべての試合をライブストリーミングで提供します。
テレビでやってない!と諦める前に、NHK ONEを開いてください。そこには必ず見たい試合があります。
さらに機能面も優秀です。
日本人選手が出場する種目には日本語の実況が付与されるほか、膨大なアーカイブの中から競技名や選手名でタグ検索ができたり、見どころのシーンに見逃しバッジがついていたりと、ユーザーが見たい映像に最短距離でたどり着ける工夫が凝らされています。
民放・TVer(ティーバー)での無料配信と注意点
民放各局(日テレ、テレ朝、TBS、テレ東、フジ)も、日替わりで主要種目の中継を担当しますが、2026年大会における最大のトピックは、民放公式テレビポータルTVer(ティーバー)の劇的な進化です。
今回のミラノ・コルティナ大会において、TVerは冬季大会単独としては初となるほぼ全競技の無料配信を実施しています。
これは放送業界にとって革命的な出来事です。
これまで民放の見逃し配信アプリという位置付けだったTVerが、オリンピックにおいてはメインの視聴プラットフォームへと昇格しました。
カバー範囲は、NHKの地上波放送枠を除く、民放放送枠および地上波で放送されない競技のほぼ全てです。
ほぼというのはNHKが独占的に放送する一部の枠を除くためですが、実質的には私たちが観たいと思う競技の大部分が網羅されています。
また、マルチデバイス対応も進んでいて、スマホやタブレットはもちろん、Android TVやFire TV StickなどのコネクテッドTVアプリにも対応しました。
これにより、アンテナ線が繋がっていない寝室のテレビや、プロジェクターなどを使って、大画面で民放のオリンピック中継を楽しめるようになったのです。
TVerならではの魅力として、豪華なオリジナルコンテンツがあります。
競技のミカタと題されたコーナーでは、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さん(フィギュア)、長野五輪金メダリストの原田雅彦さん(ジャンプ)、上村愛子さん(モーグル)といった、冬季五輪のレジェンドたちが登場します。
彼らが単なるコメンテーターとしてではなく、競技のルールや見どころ、選手の心理などを初心者にも分かりやすく解説してくれる動画が配信されています。
これを試合前に見ておくだけで、競技への理解度が深まり、観戦が何倍も面白くなります。
非常に便利なTVerですが、無料サービスゆえの注意点もいくつか存在します。
NHKとの最大の違いを理解しておきましょう。
- まず一つ目はCMの挿入です。
TVerの配信および民放の地上波放送では、競技の合間やタイムアウト中などにコマーシャルが入ります。
これは民間放送のビジネスモデル上仕方のないことですが、生中継の緊迫した場面、例えば勝負を決める一本の直前や、ハーフタイムの作戦会議の様子が見たいタイミングでCMに入ってしまうリスクはゼロではありません。
CM明けに状況が動いていた、ということも稀にありますので、その点は割り切りが必要です。
- 二つ目は実況の差異です。
地上波で放送されている枠は、局のアナウンサーとタレント解説者が付き、賑やかな実況が行われます。
しかし、TVerだけで配信される独占枠(いわゆるオフチューブ枠)では、現地の国際映像に簡易的な実況が付くだけだったり、場合によっては実況・解説が一切ない会場音のみ(Ambient Sound)での配信となったりすることがあります。
静かに会場の雰囲気だけを楽しみたい方にはメリットですが、解説がないと何が起きているか分からないという方にとっては、少々不親切に感じるかもしれません。
【注意】U-NEXTやHuluなどの有料VODでは配信なし
最後に、多くの人が勘違いしやすい重要なポイントをお伝えします。
普段、ドラマやアニメを見るために利用しているNetflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、Hulu、DAZNといった定額制動画配信サービス(SVOD)では、オリンピックのライブ配信は一切行われません。
オリンピックの放送権は、IOC(国際オリンピック委員会)から各国の放送連合(日本ではJC)に独占的に販売されています。
IOCはオリンピック憲章に基づきユニバーサルアクセス権を重視しています。
これは経済的な理由で視聴機会が奪われてはならない、つまり可能な限り多くの人が無料で見られる環境を優先するという原則です。
そのため、月額料金を払った会員しか見られないペイウォール(課金壁)のあるプラットフォームに対しては、基本的に放送権のサブライセンス(権利の又売り)を行わない方針を貫いているのです。
ですので、オリンピックを見るために慌てて有料VODサービスに新規加入する必要はありません。
もしオリンピック特集と銘打たれたコンテンツがあったとしても、それは過去の大会のドキュメンタリーや、関連映画である可能性が高いです。
ライブ中継を見るために必要なのは、有料サービスの契約ではなく、無料のTVerアプリとNHKプラス・NHK ONEアプリのインストールだけです。
【裏ワザ】放送されない競技やCMなしで見る方法(VPN)

日本国内の無料配信環境は非常に充実しています。
NHKとTVerがあれば、主要な競技を見逃すことはまずありませんが、オリンピックを深く愛するコアなファンにとっては、国内配信だけでは少し物足りない場合があるのも事実です。
「マイナー競技の予選を、現地の英語実況で楽しみたい」 「CMに邪魔されず、競技の臨場感に没入したい」 「海外メディアが日本人選手をどう評価しているのか知りたい」
そんな上級者の願いを叶える方法が一つだけあります。
それが「VPN(Virtual Private Network)」を活用した海外サイトでの視聴です。
これは決して怪しい方法ではなく、インターネットの仕組みを賢く利用した、知る人ぞ知るテクニックです。
なぜ「VPN」を使うと無料で全試合見れるのか?(海外サイト活用)
インターネット上の放送局サイト(例えばカナダのCBCなど)は、通常、アクセスしてくる人の「場所」をチェックしています。
IPアドレスというネット上の住所のようなものを判別し、「あなたは日本からのアクセスですね。放映権がないので見せられません」と自動的に遮断してしまうのです。
VPNは、このジオブロックを合法的に回避する技術です。
仕組みはとてもシンプルです。
ユーザーがVPNアプリを使って、例えば「カナダ」にあるサーバーに接続します。
すると、通信が暗号化され、あなたのIPアドレスが一時的に「カナダのIPアドレス」に置き換わります。
その状態でカナダの放送局サイト(CBC)にアクセスすると、サイト側は「お、カナダ国内からのアクセスだな」と認識し、ブロックを解除します。
結果として、日本にいながらにして、カナダ限定の無料配信が視聴可能になるのです。
こういったシステムのおかげで見ることができているわけですね!
海外の無料配信サイト(CBC・BBC)のメリット・デメリット
世界には、日本以上に五輪放送に熱狂し、素晴らしい無料配信を提供している放送局が存在します。
特に以下の3つは、五輪視聴の聖地とも呼ばれるほど質の高いサービスを提供しています。
①CBC Gem(カナダ)
カナダは冬季五輪の強豪国だけあり、放送への熱量は世界一と言っても過言ではありません。
メリットとしては、圧倒的なボリュームです。
全競技・全種目を網羅し、1,200時間以上のライブコンテンツを提供しています。
見逃し配信のアップロードも非常に早く、「見たい試合がない」ということがまずありません。
何より、メールアドレスなどの簡単な登録だけで無料で利用できるのが魅力です。
デメリットとしては、実況は英語(一部フランス語)になります。
また、アカウント作成時にカナダの郵便番号(Postal Code)を求められる場合がありますが、これは現地のホテルなどの郵便番号を入力することで通過できるケースが一般的です。
②BBC iPlayer(イギリス)
イギリスの公共放送BBCが提供するサービスです。
メリットは、「CMがない」ことです。
公共放送であるため、競技の最中にコマーシャルが入ることが一切ありません。
会場の熱気や緊張感を途切れさせたくない方には最高の環境です。
解説も感情的になりすぎず、戦術や技術を冷静に分析するスタイルで、日本のファンからも高い支持を得ています。
デメリットは、視聴開始時に「TVライセンス(受信料)を払っていますか?」という確認画面が出ること(「Yes」を押せば視聴自体は可能ですが、本来は英国内居住者向けです)。
また、近年は権利関係の縮小により、以前ほど全ての競技を網羅できなくなっている傾向があります。
③7plus(オーストラリア)
メリットは、会員登録が非常に簡単で、アプリの使い勝手が良いことです。
南半球の国ですが冬季五輪の放送も充実しています。
デメリットは、オーストラリア時間での編成となるため、トップページで扱われる注目競技が日本人の感覚と少しズレる場合があります。
おすすめのVPNサービス比較と設定方法【NordVPNほか】
VPNを使えば海外サイトが見られることは分かりましたが、どのVPNを使っても良いわけではありません。
特にオリンピックのようなスポーツ中継においては、「通信速度」が命です。
無料のVPNアプリ(Proton VPNの無料版など)は、速度が遅すぎて映像がカクカクしたり、すぐに途切れてしまったりするため、快適な視聴は不可能です。
また、放送局側もVPN対策を強化しているため、無料のVPNではブロックを突破できないことがほとんどです。
高画質かつ安定して視聴するには、有料の高品質VPNが必須となります。
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判定 | 安く済ませたいならこれ。 |
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接続ランプが緑色になれば準備完了です。視聴
- ブラウザでCBCの公式サイト(gem.cbc.ca)にアクセスします。右上の「Create Account」から無料登録を済ませ、見たい競技のライブ配信をクリックすれば視聴開始です。
※注意点として、視聴中はVPNを切断しないでください。切断すると即座にエリア外判定となり、映像が止まってしまいます。
ミラノオリンピック放送・配信まとめ
2/6〜2/23で伊ミラノ&コルティナの2拠点開催
フィギュア男子フリーは2/14深夜2:34!鍵山優真らに注目
スノボ男子HP決勝は2/14早朝3:30!平野歩夢の連覇に期待
無料視聴はNHK(地上波/BS/ネット)とTVer(ほぼ全競技)
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ライター
ミクチャfun スポーツ担当
